2017年3月18日土曜日

名古屋のお恥ずかしい話!


4月に名古屋来港で「レゴランド」がオープンするそうです。
名古屋を訪れる観光客が少なすぎて、世界的に有名なレゴブランドの力を借りて、名古屋の魅力を広く知ってもらいたい。
入館料:6900円

正直な感想。。。また無茶な計画か。

かつて、2005年に同じ名古屋港で「イタリア村」という箱モノが作られました。ヴェネツィアの街並みが再現され、わざわざイタリアから本物のゴンドラが持ち込まれました。しかし、交通弁の悪さと街並みの再現力の低さで、2008年に廃業。
今回も「レゴランド」という新たな箱が作られ、人を押し込めて、子供たちをその中で遊ばせる企画のようです。
そもそも観光客を呼びたいのであれば、歴史を重視しないとだめだと思います。歴史は長年をかけて街の個性を作り出すからです。

そもそも観光とは、本物の街の中を歩き、街が歩んできた歴史を見て、地元の方とふれあい、郷土料理を楽しみ、美しい場所で写真を撮ってネットで拡散し、現地の商品を買って持ち帰ることだと思います。そしてまた行きたい!と思わせることをしないとだめ。京都、奈良、尾道、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、パリ、ロンドンなどを連想すればわかりやすい。
この点では、名古屋の観光課などがセンスがないと思います。

このレゴランドという箱モノは何年生き続けるのでしょうか。3~5年は限界かな?ここで働きに来る人はかわいそう。
名古屋よ!またお恥ずかしい話の提供を感謝します。
結局、喜ぶのが建設業者だけです。

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