2010年12月31日金曜日

2010年自転車納め

もうすぐ2011年になります。1年は早いものですね。思ったよりレースに出られなかったので少し悔しいですが仕事では大きな展開がありまして満足の行く一年でした。
さて、今日は自転車納めでした。東京(23区)を出て、立川を抜けて、奥多摩湖へ行って都民の森まで走る予定でした。が!雪のため都民の森への道路が積雪のため通行止めになっていて行けませんでした。仕方なく奥多摩湖でUターンすることになりました。残念。200kmのつもりが150km程度のサイクリングになりました(トップ画像が参考)。
家に帰ったらイカスミのタリアテッレを作って友達と楽しく食べました。自転車の手入れしましたし、明日は新年が迎えます。江ノ島で初詣をして心を清めます♪
みなさんにとっても2011年を素敵な一年でありますように。

チクリスタ・イン・ジャッポーネ
マルコから

2010年12月28日火曜日

来年のレースカレンダー

土日は久しぶりに友達と自転車を楽しみました。
土曜日は東京→成田(80km+α)
日曜日は成田→利根川→銚子→九十九里浜→成田→東京(240km)
日曜日は風が強かったのですが、悪条件の中で練習をしますと意外に燃えます!なぜか(笑)ビデオを編集中のため、後日投稿します。
さて、UCIは来年のワールドツアーのレースカレンダーを発表しました。来年も睡眠不足の日々は襲ってくるような嬉しさと辛さが混在します。J-sportsとイタリア国営テレビは毎日のようにお世話になりそうです。時差というものは怖いですね。
来年の概ねの日程は以下の通りです。

18.01.2011-23.01.2011 Tour Down Under (オーストラリア)
06.03.2011-13.03.2011 Paris - Nice (おフランス)
09.03.2011-15.03.2011 Tirreno-Adriatico (イタッリア)
19.03.2011-19.03.2011 Milano-Sanremo (イタッリア)
21.03.2011-27.03.2011 Volta Ciclista a Catalunya (スペイン)
27.03.2011-27.03.2011 Gent - Wevelgem (ベルギー)
03.04.2011-03.04.2011 Ronde van Vlaanderen / Tour des Flandres (ベルギー)
04.04.2011-09.04.2011 Vuelta Ciclista al Pais Vasco (スペイン)
10.04.2011-10.04.2011 Paris - Roubaix (おフランス)
17.04.2011-17.04.2011 Amstel Gold Race (オランダ)
20.04.2011-20.04.2011 La Flèche Wallonne (ベルギー)
24.04.2011-24.04.2011 Liège - Bastogne - Liège (ベルギー)
26.04.2011-01.05.2011 Tour de Romandie (スイス)
☆07.05.2011-29.05.2011 Giro d'Italia (イタッリア)
05.06.2011-12.06.2011 Critérium du Dauphiné (おフランス)
11.06.2011-19.06.2011 Tour de Suisse(スイス)
02.07.2011-24.07.2011 Tour de France (おフランス)
30.07.2011-30.07.2011 Clasica Ciclista San Sebastian (スペイン)
31.07.2011-06.08.2011 Tour de Pologne (ポーランド)
08.08.2011-14.08.2011 Eneco Tour (未定)
20.08.2011-11.09.2011 Vuelta a España (スペイン)
21.08.2011-21.08.2011 Vattenfall Cyclassics (ドイツ)
28.08.2011-28.08.2011 GP Ouest France - Plouay (おフランス)
09.09.2011-09.09.2011 Grand Prix Cycliste de Québec (カナダ)
11.09.2011-11.09.2011 Grand Prix Cycliste de Montréal (カナダ)
15.10.2011-15.10.2011 Giro di Lombardia (イタッリア)

これの他にローカルレースはたくさんあります。
日本国内ではツール・ド・じゃぽん、ジャパンカップなど。イタリアでは無数。。。
さて、リッコも復活しますし、ディルーカも来ます。イタリア勢はどんな活躍を見せてくれるか!

2010年12月24日金曜日

ブオン・ナターレ


メリークリスマス。
明日、25日はクリスマスです。先ほどミサに行って早めのクリスマスを気分を味わいました。明日はやっと本格的なトレーニングができます。関東地方でも冬将軍がやってくるので完全防備で挑みます。
イタリアでは完全に休みですが生活スタイルの違う日本でがんばります!
次のポストはあさってですのでみなさんBUON NATALE!!!

2010年12月23日木曜日

もうすぐクリスマスです

日本は12月が忘年会の季節ですね。
イタリアはナタレ、つまりクリスマスシーズンです。人々はプレゼントを買ったり、一年分の仕事を片付けたり、とても忙しく過ごしています。この時期はチクリスタたちも短い休暇を楽しみます。しかし27日から再び練習開始。真夏のオーストラリアでツール・ダウン・アンダーが待っているからです。
私もかなり忙しかったので、思ったより練習できず体を重く感じます。うん。
いい筋肉を維持するには、ほぼ毎日練習が必要ですね。理想的な練習方法が週4回誰かと一緒に。そして週2回一人で(じっくりと体のメッセージを感じるため)。
年末はやることが少ないので、スポーツでがんばろう!

ところでネットで下記のような楽しいビデオを見つけました。実は私も時々ちょっと馬鹿なことがしたくなります。まじめに馬鹿なことをしますと、人々が意外と格好よくみえますよね。来年は参加してみようかな?(笑)

2010年12月21日火曜日

Mc Ewen無職???

あちゃー!オーストラリア出身のスプリンター、ロビーMc Ewen(37歳)が無職になりました!彼と一緒に堂々たるメンバーも!ジャパンカップに参加したばかりなのに!!!
ずっと囁かれていた全オーストラリア資産による新チーム、Team Pegasus Sport企画を立ち上げることなく沈没しました。UCI(国際自転車競技連盟)はライセンスを与えなかったからです。

これもスポーツの実態ですね。ライセンスとお金がなければ何も出来ません。
自転車の世界では50名が働いているトップカテゴリーのチームを運営するには、最低でも500万ユーロ(5億円以上)がかかります。ペガサスのスポンサーは届かなかったのかな?
Sydney Morning Heraldによれば「Pegasus stunned as UCI mysteriously rejects licence bid」。つまり「UCIはPegasusのライセンス申請を理由なく拒否」。オーストラリアではやはりショッキングなニュースで、Mc Ewen自身が憤りを隠せません。次のように述べています。
"well done UCI … thanks a lot. So much work, effort, commitment, passion, sacrifice. been for nothing. Devastating."
(UCI、よくやってくれた。一生懸命にがんばって、犠牲を払って、努力したにも関わらず全部水の泡のように消えた。言葉がこれ以上出ません。)

かつてイタリアでも同じことがありました。ファッサ・ボルトロも一日で消えました。黄色がトレードマークのソニエ・ドゥヴァル(Sauniel Duval)もリッコのドーピングスキャンダルで一瞬にして消滅。チクリズモはチームが生まれてまた消える不思議な世界です。
これから無職となった25人のチクリスタたちの行方は気になります。

2010年12月20日月曜日

Nessuno ti regala niente

Nessuno ti regala niente.
他人は何もやってくれい。自分でがんばらないと何も起こらない。

これがフランチェスコ・キッキ、クィック・ステップ所属のイタリア人スプリンターの言葉です。共感できます。小さいころよく聞かされた言葉です。弱音を吐いて他人の手助けを待つより、自ら行動を起こしたほうがよいという教育を受けました。
会社でもそうです。ぼっとするよりも5分があれば何ができるかをいつも探しています。
チクリスモもそうですね。自ら研究し、体も知識を磨かないとだめですね。

彼がスプリンターですので、以下のように練習をしてします。

■20km/hから20秒以内に全力を出してキープする(1700wまで!!!)
■ギアー:53x13または、53x14
■1分40秒休憩をし、再びスプリント!
■これを10回、週2回繰り返す!


ちなみにキッキは176cm x 68kgです。かなり重いチクリスタです。マーク・キャヴェンディッシュとほぼ一緒:175cm x 69kg。
私も69kgですから、ヒルクライムは無理か(笑)
やはりチクリスタのアドバイスは勉強になります。

2010年12月17日金曜日

ジャイアンツは宮崎

千葉ロッテマリ~ンズは石垣島。
リクイガスはサルデニア島。

イタリア全土は吹雪の中ですが、チクリスタたちはがんばっています。
イタリアでも経済力のあるプロツアーのチームも日本のプロ野球チームと同様に暖かい練習場所を求めて寒~い北部から南下していきます。リクィガスはサルデニア地方を選びました。
サルデニアは地中海に浮かぶ大きな島で四国ぐらいの大きさです。美しい海、乾燥した地形、リゾートのイメージがとても強いです。人口より山羊の数が多いことで有名。しかし、激しい起伏と温暖な気候が手伝って自転車競技を行う者にとっては取って置きの練習場所です。
ただいま、リクィガスはCosta smeralda(エメラルド海岸)にある観光地Olbia市のリゾートで合宿をしています。早起き、早寝生活ですのでリゾートとかけ離れた生活をしているチクリスタたちですがGeovillage Sport Wellness & Convention Resortという施設を使ってレースに勝てる体作りに励んでいます。車が少ないリゾート地で行う集団練習はきっと目立ちますね。
日本、いや、アジア全地域でもチクリズモは盛んになればこのような光景が見られたらいいですね。
スポンサーに名乗る会社はでないかな?
ちなみにイヴァン・バッソのスポンサーの一つはあのD&Gです!おしゃれ!!!


下記のビデオは2月下旬で行われるジロ・ディ・サルデニアの一幕です。

2010年12月16日木曜日

イタリア人の秘密は



給食にありました!
たまたまユチューブで見つけた動画ですが、私にとっては懐かしい光景です。
イタリアでは基本的に子どもたちは昼食を家でしますが、多くの学校では給食が出されます。私の中学校もそうでした。野菜が多くてパスタ料理はとにかくおいしかったです。

規則正しい食生活はスポーツマンの基本中の基本で、牛肉、フライしたもの、お酒は禁物です。レース前はたっぷり食べて、レース後は痛んだ体を直すために食事を考えます。もちろん、プロの世界では栄養士などはいますので心配はないですね。
パスタはイタリアのチクリスタたちの元気の源です。消化しやすい上、炭水化物によるエネルギーはたくさん与えてくれます。
忘年会のシーズンですが、食べすぎと飲みすぎに気をつけて下さいね(笑)

2010年12月15日水曜日

Sassi一色



やはりショックは大きいようです。イタリアのスポーツ新聞、テレビ、ネットニュースでも名トレーナーのAldo Sassiの死を悔やんで特集を組んでいます。
上記のビデオはたった2ヶ月前のものです。信じられません。
実家に帰ったら彼の本を買わなくちゃ!!!そして、Mapei Sport Centreに行かなくちゃ!

Addio Aldo Sassi...


緊急情報です。
昨日Aldo Sassi、ジロを2回制覇のイヴァン・バッソと世界チャンピオンのカデル・エヴァンスのトレーナーが51歳の若さで亡くなりました。脳腫瘍でした。
Sassiは1996年にマペイスポーツセンターを立ち上げ、チクリスモだけでなく多くのスポーツ選手を見てきました。
1984年にトレーナーとして仕事をはじめ、多くの名選手を育てた実績があります。リッコ、クネゴ、スカルポーニも。2002年までマペイチームのマネジャーも勤めました。
ドーピングスキャンダルで荒れていたチクリスモの世界から一時離れていましたが、出場停止処分中だったバッソと親密な関係になり、彼を直しただけでなく再びチクリスモに情熱を注ぎました。
優勝する選手だけにスポットライトが当たりますが、その背後で静かに成功を支える人々の手助けがないと、名選手でも何もできません。バッソはチームを離れ、ただいまミラノにいます。
世界中にいるチクリスタたちからメッセージが届いています。
バッソ:
「Ciao Aldo, la tua amicizia e il tuo affetto lo portero' per sempre dentro di me」
マイケル・ロージャズ:
「Riposa in pace Aldo, e grazie per tutto ciò che mi hai insegnato」
ジョヴァンニ・ヴィスコンティ:
「Ti ho visto al mondiale di Melbourne e quasi sembravi più in forma di me, ma la vita e' troppo cattiva a volte E cambiare il destino è impossibile purtroppo... Ciao Aldo」

ご冥福を祈ります。

ジロとツールの匂い♪


東京は二日続いて雨でしたので、2日続いて自転車に乗れませんでした。レースは別として雨での市内走行は危ないものです。
先ほど友達からメールが届いて、チームと合宿中です。最初のレースはオーストラリア:Tour down under!そして念願のジロ初出場に向けて猛練習中です。毎日くたくたです。ずっとPCの前で一日を過ごしてしまう私としては贅沢な悩みです(笑)
さてこれから少しずつジロとツールを分析していきたいのですが、まずはコースを楽しんでください。
下記のビデオはCGが激しすぎて、少し離れたところから見てください。目眩がします。

2010年12月12日日曜日

賞、賞、賞!

GIGLIO D'ORO (金の百合)
SALONE D'ONORE (名誉サロン)。。。

どちらも聞き慣れない名前ですが、イタリア人チクリスタからしますと憧れの賞です。
Giglio d'oroとはイタリアスポーツ紙連盟主催でEU議会、トスカーナ州後援のもとで行われるもので、Salone d'onore はConi(イタリアオリンピック競技連盟)主催の賞です(後者は先週行われたばかりです)。今年はLiquigasのNibali選手の活躍が賛同され(ジーロ3位、ヴエルタ優勝)どちらも受賞されました。
このニバリ選手は珍しくシチリア出身のチクリスタです。ジョヴァンニ・ヴィスコンティもそう。実は多くのチクリスタたちはイタリア北部出身で、南イタリアからの選手はとても珍しい。最近になってイタリアでは南へ行けば行くほど自転車競技よりもサッカーが盛んですから。が、しかし!ニバリとヴィスコンティの登場で一気に自転車フィーバーが再燃しました。これからいい選手たちはたくさん生まれそう。日本の場合、八重山諸島と類似しています。アラシロ選手のおかげで自転車のチャンピオンになりたいと願う子どもたちは増えてきています。

先週行われたSalone d'onoreでは45のチクリスタたちが賞を受け取り、特に輝かしい成績を残したこの若きNibaliは注目を浴びました。来年の活躍は本当に楽しみです。

2010年12月11日土曜日

UCI CONTINENTAL TEAM


今日はUCIが新たなCONTINENTAL TEAMを発表しました。
知らない方のためにContinental Teamとはイタリアのサッカーで言いますとSERIE Bのようなものです。Serie AのPro Tourと比べてますと経済力、選手実績、スタッフなどは少し劣っているかな?と言った感じです。
一番大きな違いはレース参加資格です。Pro Tourのチームたちは自動的にグランツアーへの参加はできますが、Continentalの場合は逆指名がないと参加できません。多くの選手からしますと死活問題です。

さてContinental資格を更新したり、新たに獲得したチームは以下の通りです。
1) Acqua & Sapone (イタリア
2) Andalucia-Caja Granada (スペイン)
3) CCC Polsat Polkowice (ポーランド)
4) Colombia es Pasion-Cafe de Colombia (コロンビア)
5) De Rosa-Ceramica Flaminia (アイルランド)
6) Team Spidertech Powered by C10 (カナダ)
7) Verandas Willems-Accent (ベルギー)


すでに資格を獲得したチームは以下の通りです。
1) Androni Giocattoli (イタリア)
2) Bretagne - Schuller (おフランス)
3) Caja Rural (スペイン)
4) Colnago - CSF Inox (アイルランド)
5) Europcar (フランス)
6) Farnese Vini-Neri Sottoli (グレートブリテン)
7) FDJ (おフランス)
8) Landbouwkrediet (ベルギー)
9) Saur - Sojasun (おフランス)
10) Skil - Shimano (オランダ)
11) Team Type 1 (メリケン)
12) Topsport Vlaanderen-Mercator (ベルギー)
13) Unitedhealthcare Pro Cycling (メリケン)


気になるチームの名前はまだない:
オーストラリアのPegasus Sport。。。
どこにあるんだろう。

2010年12月10日金曜日

東へ東へ


今日のタイトルは「東へ」!
昨日第2回ジロ・ディ・オマンが発表され、なかなか面白いコースになりそうです。参加するチームも堂々たるメンバーで、レベルも高い。景色もアラビアンナイトから出てきそう。
全5ステージ、エディ・メルクスとASO(ツール・ド・おフランスのオーガナイザー)が全面的にサポートしています。16チーム*8名!
Luxembourg Pro Cycling Project
Liquigas Doimo
Lampre ISD
Farnese Neri
Geox
Garmin Cervelò
Astana
などなど。。。

スポーツは明らかに東へ移ってきています。サッカーとF1と同様に、アラブ諸国や東アジアにもチクリズモが盛んになってきています。嬉しい限りです!
お隣のお騒がせな国でも、ツール・ド・中国も生まれたばかりで、知名度のちょいと低いツール・ド・ジャポンにもぜひぜひがんばってもらいたいものです。
ジャパニーズ・スポンサー、がんばれ!!!

2010年12月8日水曜日

参加する?参加しない?



グランツールへの参加の駆け引きが始まりました。
そう。多くのチクリスタたちは2011年の活動カレンダーを絞っている最中です。ジロに出るか、いや、ツールにするかと。目標によって練習方法を変えながら体を鍛えています。

元オーストラリアチャンピオンの蚊出る・エヴァンスはジロをサボって、ツールへ。
イタリアの伊蛮バッソも同じく、ジロじゃなくてツール・ド・おフランスへ。
ドンキホーテの国、オスカル・フレイレは再来年引退の予定(?)で、ジロもツールもサボって、世界選手権に絞る!
今年のヴエルタを制覇した若きニバリはジロに集中し、バッソはアシストに回る予感。
ばかんす・それ湯に入って、復帰したばかりのリッコもツールへ。

なぜ多くのエースたちはツールに流れているか。来年のツールはスプリンターよりヒルクライマーに有利だからです。つまり、バッソ、エヴァンスなど。。。
ジロもツールもヴエルタもクラシックも楽しみ、楽しみ~♪

2010年12月7日火曜日

男も色々、女も色々


自転車だって色々。。。
色。Colore.
面白いことに、自転車にも流行色があります。去年と今年にかけて、bianco(白色)は主役でした。ビタミンカラーのグリーンも少し出ましたが、それほど普及しませんでした。
来年は黒と渋い赤の組み合わせが流行りそうです。実はこの3色が好きで、私が所属しているリーマンチームのジャージにも白、黒、渋い赤(私のリクエスト)が使われています。
最近友達が買ったチネリも黒に赤!とても素敵で一目惚れしました。次の自転車は2年後と考えていたのですが、心が揺れます。。。
ああ〜、貯金が危ない(笑)

昭和感たっぷりのこの曲を↓

2010年12月6日月曜日

悲しい時もチクリスモの国、イタリア!

昨日南イタリアで10人のチクリスタを巻き込んだ痛ましい事故がありました。8人死亡、2人重症。移民の無謀な無免許運転が原因のようです。
多くのチクリスタたちが住んでいたラメツィア・テルメの市長がlutto cittadinoを発令しました。Lutto cittadinoとは「市の服喪」。あらゆる旗が半旗され、葬儀の際に店はシャッターを下ろし学校も休みとなります。
Il Pirataことマルコ・パンターニの葬儀も大変な騒ぎでした。国中が衝撃を受け、教会で盛大に葬儀が営まれました。実はカトリック教会の規定で自殺をした者が教会での葬儀がお断りですが、マルコ・パンターニの知名度の前で折れました。あの人気アニメ「茄子のスーツケース2」でも取り上げられて、何回見ても胸が苦しくなります。
自転車を愛し、仲間を愛し、無くなった方の冥福を祈ります。



海が見られなかった!


今日は少し悔しい。
チームのメンバーと久しぶりの三浦海岸サイクリングになるはずでしたが、日曜日なのに仕事が入ってしまいました。このサイクリングは私が企画したもので、新メンバーも参加していたことで、かなり悔しかったです。
少しでもみんなと走りたかったので、仕事が終って、向かい風の中で自転車で鎌倉へ直行。平均時速34km。急ブレーキに急発進!相当飛ばしました。材木座海岸で一行を捕まえて、少し海を眺めて、帰りたかったが、向かい風に勝てなかった。出会った時は、すでに北鎌倉の手前でした。遅かったです。

話しが変わりますが、今日イタリアで嬉しいニュースと痛ましいニュースがありました。
リクィガスは2010年「Ammiraglia d'oro(サポートカー金賞)」という賞を受賞しました。この賞は1973年に始まり、もっとも優れたサポートカーに与えるものです。判断力、選手サポートなどが評価されます。さすが、二つのグランツールに買っただけありますね。
一方、南イタリア、カラブリア州カタンザーロ市近郊で薬物を飲みベンツを無免許運転していたモロッコ人が練習していた10人のチクリスタの列に突っ込み、8人が死亡、2人が重傷という事故がありました。トップニュースとして報道されています。
ここでは言いがたいですが、私もこの国では外国人ですので、悪質な罪を起こした外国人に対し、禁固刑の後、国外追放が妥当。スイスの国民投票から学ぶべきです。

2010年12月4日土曜日

トラウマと音楽

やはりプロも生の人間。。。
前回も紹介したイタリアスポーツ新聞「ガッゼッタ・デッロ・スポルト」は、オフシーズンに入っている多くのチクリスタたちを紹介しています。いつも勉強になります。
今回はランプレのミルコ・ロレンツェット(1981生まれ)。イタリア人スプリターで次のシーズンはアスタナに移ります。

彼が2004年と2006年に事故に遭い、スプリンターとして自身を完全に失っていました。ダウンヒルは苦手になり、集団落車を避けるため、単独で逃げを重んじていました。やはり事故はトラウマでした。
何回も触れましたが私もダウンヒルは怖くて、スピードが65kmを超えますと、体がどうしても固くなり、きれいに空気を切ることができません。体を起こし、余計に姿勢が不安定になります。わかっていてもどうしても怖くなります。バッソ並に下手!(笑)
さて、ランプレにはペタッキという素晴らしいスプリンターがいます。クールフェースで、感情を表に出さない変わりに面倒見がよくて、人を安心させる力があります。これこそ本当のリーダー素質。一人一人の可能性を引き出し、チームに優勝をもたらします。
ロレンツェットに対し「私のヴォラータ(スプリント)を引いてくれ」と言ったらしく、それが自信に変わったらしい。うん、素敵な話しです。会社社長だったら、どんな素敵な会社になりだろうね。。。

このロレンツェットにも私との一つの共通点があります。それが音楽です。レース中にテンションを向上するために音楽を歌うらしい。私の場合は、モーツァルト。彼の場合は、AC/DCの「Hell's Bells」。音楽のセンスは違うのですが、やはり音楽が与えてくれるパワーは無視できませんね。みなさんの音楽を聞かせてください!

ちなみに「Hell's Bells」はこんなもんです↓(笑)


トリビア情報
ミルコ・ロレンツェット。。。
ミルコという名前はヴェネト州に非常に多いです。本来なら「マルコ」。でもこの名前の人はあまりにも多いので、ミルコに変更する人が多いです。

2010年12月1日水曜日

ALLENAMENTO...

トレーニング。何もかもトレーニングです。いつでもトレーニング。
なぜ人間がいつもトレーニングしているのか、すぐ忘れる生き物だからです(笑)。

世界中のプロチームは、来年のシーズンに向けて動き始めました。どこでも合宿が行われます。
12月上旬のトレーニングと言いますと、主に互いに信頼関係を築くため。軽いものです。
12月中旬以降のトレーニングは本格的なものに変更。
1月上旬は、チームとジャージ公式発表。

ゆちゅ~ぶで下記のビデオを見つけました。

解散した牛マークのミルラムですが、イタリア、ガルダ湖のすぐ近くに練習をしています。逆走行ではありません。イタリアは右側運転ですから(笑)。
イタリアでは集団による練習は当たり前の光景で、車は自転車に道を譲っています。羨ましい光景です(このビデオだと車は来ないですが。。。)

チクリズモの顔。。。

。。。色々ありますね。



自転車の魅力はスピードにあると改めて思いました。
シクロクロスもやってみたい。

2010年11月29日月曜日

みんなの悩み。。。


"La più difficile è arrivare preparati alle corse. Non basta allenarsi, ma serve tutto: salute, tempo, squadra. E la più facile non c’è".
「一番難しいことは、完璧な状態でレースに挑む事です。トレーニングも大事ですが、健康、天候、チームも大事な様子。どのレースも簡単なことはありません」

確かにその通りです。痛いほどわかります。少し風邪をひいたり、お腹の調子がほんの少しでも悪くなりますと、すぐに結果に影響が出ます。
上記の話しは、ミケーレ・メルロという26歳のイタリア人チクリスタが言いましたBarloworldから、あの裸にしか見えないジャージ、フートンセルヴェットに所属していたヴェロチスタです。腱鞘炎に悩み、一年間活動できませんでした。

ガッゼッタ・デッロ・スポルト(イタリアの最大のスポーツ新聞かつ、ジロ・ディタリアのオーガナイザー)がオフジーズンになりますと、多くの無名のイタリア人チクリスタに目を向け、インタビューします。実に面白いインタビューが多く、いつも勉強になります。
今回のメルロのインタビューが私が思っている全ての事を表現しました。お見事!

◎自転車に乗る時は、絶対音楽を聞かないこと。いつも車に耳と目を向ける。車の動きを予想し、事故を避けるため。
◎雨の日、自転車を避ける。その代わりに水泳、インドアートレーニングを行う。しかし、3日目は悪天候でも必ず自転車に乗ること!
◎体に合うサードルを見つけること。形のいい、座りやすく、柔かいサードルを!
◎恋人に自転車バカだと思われても気にしないこと。いつか理解が来ます(笑)

いやいや、私と同じ出身ですので周波数まで近いかな?とになく、ガッゼッタ紙に感謝します。
みなさん、イタリア語を勉強したければ、私に任せてください。変なことまで教えちゃいます。。。
うそ(笑)

2010年11月28日日曜日

大きすぎると邪魔!


国家試験の仕事で忙しかったので、ポストをサボってしまいました。すみません。今日の話題は大きさです。


大きな車。。。
大きなバス。。。
大きなトラック。。。


東京の狭い道では道の広さと対照的に大きな乗り物はたくさん走っています。必要なものもありますが、無駄に大きい車を見ますと邪魔だと思ってしまいます(いけない、いけない)。
私にも大きなものがあります。それが足です。
イタリアでは43〜44号が一般的な男性の靴の大きさですが、私の場合は47です。つまり、31cm!
足の長さはけっこう邪魔ですね。電車で踏まれますし、角にぶつかりますし、靴を買うにも一苦労します。私のサイズを持っている店はわずかで、好きなデザインよりも「あるものを買え!」ということに。自転車用の特殊シューズになりますと、SIDIの場合、48に!さらに困難を極めます。弟がたまにシューズを送ってくれるのでとても助かります。やはり大きさにもバランスが必要ですね。

ところで、個人的にSIDIのデザインがそんなに好きではないですが、とても機能的で履きやすいシューズです。48号の足でもフィットし、ロングライドも問題はありません。FIZIKの新しいシューズも気になります。

2010年11月25日木曜日

突然の雨。。。

先ほど自転車で走ったら、大粒の雨が突然降ってきました。レインウエアーを持っていたので助かりましたが、雨は厄介ものです。自転車やチェーンの掃除は面倒だからです。でも一番厄介ものは、視界が悪くなる点です。フロントライトやバックライトを点滅させても、アスファルトに反射するほかのライトに吸収されますので、車から見えにくいものです。危ない、危ない。
以前のポストにも書きましたが、ヨーロッパでは、今レフレクターの着用は義務となっています。夜や視界が悪い時(雨など)レフレクタージャケットやレフレクター付の衣類を身につけなければなりません。日本でも販売しているメーカーがあります。マヴィックなど。やはり見やすいほうが、助かります。

雨が長引きますと、インドアートレーニングしかできませんので、色々と工夫します。ローラー台はとてもつまらないもので、ジロ・ディタリアのビデオを見たり(2008年度より全ステージのイタリア語放送を持っています)、または音楽ビデオを見たりします。インドアーぐらいは音楽とスポーツを同時に楽しむ数少ないチャンスです。
特にChicaneのようなニューエージー的な音楽が好きで、遠くへ行きたくなるような気分になります。レース中でも頭の中でよく音楽を歌います。モーツァルト作曲「ドンジョヴァンニ」の序曲など、流れのある音楽を頭の中で再生しますと心拍までが安定しますし、落ち着きます。つらい場合、モーツァルトに限るか。
さて、みんなレース中に何を考えているかな。

Chicane↓


Mozart↓

2010年11月24日水曜日

韓国と北朝鮮はもめていますね!

スポーツは血の出ない戦争ですので、ばんばんスポーツで戦えばいいのに。
さて、チクリスモも色々ともめています。
コンタドールとバスク地方。。。
UCIとジロ・ディタリアのオーガナイザー。。。
うん!このような小さな戦争のほうが興味があります。

コンタドールはドーピング物質を含んだ牛肉を食べたので、検査に陽性反応が出たと訴えています。それに対して、肉販売元のバスク政府は真っ向から反論しています。
陰謀か?嘘か?真か?
タブロイド誌のようなニュースですが、コンタドールの行方は気になります。

発表されました♪

今日は勤労感謝の日。今日はありがたく働いていました(笑)
一方、スイスにあるUCI本部から2011年の全ProTeamが発表されました。
あいうえお順に紹介します。

1) AG2R(おフランス)
2) BMC Racing Team(メリケン)
3) Euskaltel-Euskadi(ドンキホーテの国)
4) Garmin-Cervélo(メリケン)
5) HTC-Highroad(メリケン)
6) Katusha(ロシア)
7) Lampre-ISD(イッタッリア)
8) Liquigas-Cannondale(イッタッリア)
9) Luxembourg Pro Cycling Project(かなりちっちゃい国)
10) Movistar Team(ドンキホーテの国)
11) Omega Pharma-Lotto(ゴディヴァの国)
12) Pro Team Astana(カザフスタン)
13) Quick Step Cycling Team(同じくゴディヴァの国)
14) Rabobank Cycling Team(風車の国)
15) Saxo Bank SunGard(半分魚の女の国)
16) Sky ProCycling(王子結婚間近の国)
17) Team RadioShack(またメリケン)
18) Vacansoleil-DCM Pro Cycling Team(風車の国)

うん。。。多くのチーム名は消えましたね。牛マークのMILRAMは消滅、CAISSE D'EPARGNEはブルーとグリーンジャージのMovistarへチーム名変更、FOOTON-SERVETTOはTeam GeoxになってContinentalへ格下げ。。。
スポーツの世界は変化が激しいですね。
さて、12月10日は第2リーグのContinental Teamが発表されます。楽しみ、楽しみ。

2010年11月21日日曜日

dipingere le discese

今朝、早く目覚まし時計をセットしたのに、起きれず。。。
毎日睡眠時間を削っているので、今日は体が休みたかったかな?
10時に起床。朝ご飯にバイク点検と洗車。
今日は山に行きたかったのですが、出た時間が遅かったので、荒川に向けてゴー!

自宅→荒川→葛西臨海公園→羽田空港→環八→自宅。。。計115km

悪くないコースですが、一般道は信号に引っかかりまくり、時間をロスします。都会だから仕方ないですね。コース全体的にフラットですので、出来る限りスピード維持を重視して練習しました。
70kgの重さのある体は確かに平地では早いです。しかし、上りは嫌いではないので、ヒルクライムも好きな種目です。問題はダウンヒルです。。。どうしても落車の思い出が強く、体がバッソ並に固くなります。

ダウンヒルは生まれもっての才能だと言う人がいます。技術よりも確かに才能が必要です。プロのチクリスタたちも例外ではありません。やはり下りで70kmを超え始めたら、誰だって恐怖を覚えるものです。しかし、プロの世界では、ダウンヒルを走る選手を助ける大事な物があります。それが先導バイクです。
コンタドールも言っていましたが、先導バイクはきれいにカーブを描いてくれるので、正しい入り方やスピードを教えてくれます。イタリア語でも「dipingere le discese」と言います。dipingereとは「描く」le disceseとは「下り」。
私の場合、練習する時は一般道を使っていますので、前方に車か何かがあるを想定し走っています。日本の道路は特に狭く視界が悪いので、未だにダウンヒルは下手っぴーです。
上手な人と練習してみたいですね.


下記のビデオを5:40以降見てください。自殺行為です(笑)

2010年11月20日土曜日

これが見たくて。。。




。。。石垣島トライアスロンを申し込みました。
美しい海、美しい景色、おいしい空気&料理。。。
明日でも行きたい(笑)


自転車は耳と腹で感じるもの

耳は自転車から上がってくる声を拾う。
腹は体の声を拾う。


最近、ガゼッタ・デッロ・スポルト紙に乗っていたリクィガスのカルーゾ選手の言葉です。とても懐かしい言葉で心に響きました。父も同じ事を教えてくれましたから。10歳になった私に自転車の簡単な修理と簡単なメンテナンスを教えてくれました。
自転車は本来何も言わない乗り物です。静かに風を切る。本の少し音が出たら、どこかで問題が生じていると教えてくれます。

お腹も本来何も言わないものです。「ぐ〜」となったら、体の中で問題が起きていると教えてくれます。エネルギーは足りないことです。でも「ぐ〜」と感じるようになったら、もう遅すぎます。レース中に疲れた胃袋は消化能力が極端に落ちているので、音がなる前にエネルギー供給しなければなりません。

スポーツって、耳が大事ですね。ヘッドフォンで音楽を聞いている場合じゃあい。

2010年11月19日金曜日

冬ぐらいパンツは履きたいものです

みなさん、急に寒くなりましたね。冬のトレーニングをどうやって過ごしていますか。
あ!パンツの話しですね。いやいや、タイトルを誤解しないでください。毎日パンツをちゃ〜んと履いています。しかし、スポーツの時は別。
チクリスタの場合は、ジャージの下は普段何もつけないのです。夏はコンビに入る時にエチケットとしてリュックや何かを大事な部分の前に起きます。
ジャージは肌に直接付けるものですので、帰ったらすぐ洗います。しかし、冬は微妙な時期です。冬用のスポーツウエアーは分厚いし、洗っても乾きにくいし、厄介な季節ですね。汗もかかないので、ジャケットやビブパンツをすぐに洗うか、洗わないか、いつも悩みます。特にビブパンツが悩みの種。2着しかないので、毎日洗えません。
そこで今日は実家から小包が届きました。中に見慣れない物が。。。弟がCraft製のCool Bike Boxerを入れてくれました。見た事ないブランドです。サイズもぴったり(弟と僕は服のサイズは同じ。いつも助かります)。
この特殊な下着の中に薄いパットが入っていて、これを履けばビブパンツは汗などで汚れないで済むと!とても嬉しいプレゼントです。
さて、明日はまたナイトトレーニングをしよう☆

古い動画ですが、地元の冬はこんな感じです↓

2010年11月18日木曜日

パメザーンを食べましたが。。。

天気は雨で、スクーター通勤。。。もったいない!高いのに!!!

イタリアもこの2週間は天気は悪く、チクリズモのメッカ、ヴェネト州では毎日のように洪水が起きています。自転車に乗れない天気です。
しかし、来年のクラシックやグランツアーに向けて、ほとんどのプロのチクリスタたちは練習を始めています。ローラー台に乗ったり、イタリア南部に向けて、2011年のジロを視察したり、精力的に体を暖めています。減量も大事な日課そして、心肺機能の強化。
この減量は面白いものです。2008年のジロ・ディタリアをよく覚えています。参加したコンタドールは無理やりヴァカンスから呼び出され、ぷくぷくだった顔は、ジロを優勝した時に激やせでした。つまり、グランツーるのような長いレースになりますと、体の消耗が激しく、健康管理、体重、筋力のバランスはとても難しくなります。最初は体重をある程度キープします。
減量は難しい。毎日は腹8部。

さて、明日は曇り模様で、ぷくぷくにならないように、荒川通勤でもしよう☆
今日サボった分を練習、練習♪

2010年11月17日水曜日

PARMIGIANO REGGIANOの力


今日は一気に寒くなりましたので、本格的な冬用ジャージでの通勤&トレーニングになりました。夜は羽田ルート。風がやや強く、きっとばてるだろうなぁと思いましたが、向かい風でも調子がいい。足がよく動きます。体の中から妙なエネルギーが湧いてきます。
あ!あれだ!パメザーンチーズパワーだ!
実は今日の弁当の中身は地元ヴェネト州のrisi e bisiで、倍以上のパメザーンチーズをかけました。実はこれがチクリスタたち、レース前の一般的な食事の一つです。
イタリアでは多くのスポーツマンはパメザーンチーズとお米を食生活に取り入れています。お米からエネルギーをもらい、パメザーンチーズからレース中に必要な蛋白質とミネラルをもらいます。
実は日本のスーパーで売っているクラフトのパメザーンは、偽物です。様々なチーズをミックスし、乾燥させ、粉にして、防腐剤をいれて売っているだけのものです(味はおいしいですけどね。。。)
本当のパルミジャーノ・レッジャーノは消化しやすく、高エネルギー、高タンパク質で筋肉形成や、リカバリーのための欠かせない食材です。今日はその威力を改めて感じました。
国内でも安く買える場所がありますので、興味がありましたら、メールをください♪


下記のビデオは友達が作ったrisi e bisi...

2010年11月15日月曜日

ジロ熱が冷めない!

勝っちゃいました!買わないでどうする!と私の中に住んでいる小人が言いました!
そう!砂田弓弦の写真集ジロ・デ・イタリア薔薇色の輪舞(ロンド)を遂に買いました。
いい!いいいい!
ファッサ・ボルトロ、メルカトーネ・ウーノ、チポッリーニ、ペタッキ、サヴォルデッリ、ベッティー二、そして私のヒーロ、マルコ・パンターニ。。。
イタリア・チクリズモ黄金期の最高傑作です。血が騒ぎすぎ、今夜寝られるでしょう。
ジロはテレビで見ても面白いですが、写真でもこのようなドラマチックな側面を持っているか驚きました。
175ページは地元の近くの風景で、匂いを感じるほど。
買いたい人は、近所の本屋さん、又はAmazonで!
一緒に熱く語ろう!!!



来年も睡眠不足の予感。。。

2011年行われるほとんどのレースが発表されました。ヴエルタの詳細とジャパンカップは来年の発表ですが、だいたい来年のレースカレンダーがわかりましたので、手帳に埋め込むことが出来るようになりました。
主なレースは以下の通りです↓

1月18〜23日、ツール・ダウン・アンダー(アームストロングの最終レースになる予定)
3月9〜15日、大好きなティレーノ・アドリアティコ
3月19日、ミラーノ・サンレーモ
3月27日、ガンデルヴェルゲム
4月3日、フランドル
4月10日、パリ・ルーベー
4月17日、ヴァロン
4月24日、リエージュ・バストニュ・リエージュ
4月26日〜5月1日、ツール・ド・ロマンディ
5月7〜29日、ジロ・ディタリア
6月11〜19日、ツール・ド・スイス
7月2〜24日、ツール・ド・おフランス
8月20日〜9月11日、ヴエルタ・ア・エスパニャ
9月19〜25日、世界選手権(デンマークにて)
10月15日、ジロ・デイ・ロンバルディア

アジアで行われる重要なレースは、5月のジロ・デル・ジャッポーネ(鶴・ド・ジャパン)、10月のツール・ド・北京とジャパンカップ!
メインニュースとして、コンタドールが出場できるかどうか。そして、エヴァンスとバッソの動き。エヴァンスはジロをサボって、ツーるに行きたがっているようです。シュレック兄弟の新チームも早く見てみたい(ほぼサクソバンクの選手ですが)。

結果として、来年も4月から9月にかけて、レース観戦に時差ボケが激しくなりそう。みなさん、睡眠時間はどう確保しているか、気になるところです(笑)。

2010年11月13日土曜日

掃除♪

イタリアでマルコ・パンターニが1998年に勝ち取ったMaglia gialla(黄色ジャージ)は、ミラノで盗まれたらしい。うん。。。ひどい盗難ですが、マルコ・パンターニの人気は未だに劣らないものですね。
元々このジャージはパンターニ家がギザッロ博物館に寄付したもので、ミラノメッセで行われているチクロサロンで展示中でした。心当たりのある方は、Museo Ciclismo Madonna del Ghisalloまで返品してください、とのことです。

さて、イタリアで盗難騒ぎ、横浜でAPEC騒ぎ、自分の家でも騒ぎ。。。
ほぼ毎日使うきゃもんで〜るを2ヶ月ぶりに本格的に掃除しました。いやいや、汚れはひどかったのです。フレーム、ホイル、スポロケット、ペダルも外し、ゴシゴシと洗う。
出るわ、黒い油。。。
手が真っ暗、床に引いた新聞紙も真っ暗、服に黒い点が。。。
でも今は自転車はピカピカ!油を注油し、完了。
時間がかかりました、掃除は大事ですね。
みんなマメにやっていますか。

2010年11月12日金曜日

宣伝です!

PLIDA検定試験は知っていますか。
私が勤めている団体が行っているイタリア語検定試験です(150カ国で年2回実施、イタリア政府公認)。
月曜日まで申し込み可能ですので、イタリア語の力を試したい方がいたら、ぜひぜひ試してみて下さい!(一応、国家試験です)
テレビ出演をしましたので、下記をご覧ください。

2010年11月11日木曜日

に~はお

あれれ?いつの間にか、お隣のお国、中国でもプロ・チクリスモは盛んになっているようです。来年、10月にツール・ド・北京を始まるそうです。
最近、アジア勢もサッカーでもチクリスモでも確実に強くなってきて、日本人の粘り強い走りが注目されつつあります。
でも中国はどうじゃ?まったく情報がないものです。中国で自転車に乗ることは自殺を意味すると上海勤務中の友達が教えてくれました。とにかく車の暴走行為はナポリに負けないぐらいですって。韓国も相当危ないようです(住んでいる友達からの情報)。
このツール・ド・北京はUCI World Tourカレンダーに入ているようで、ジャパンカップの前に行われる可能性がかなり高いです。つまり、アジアにやってくるチームたちは、中国へ行ってから日本でレースを行うことになるかもしれません。第1回目は2011年10月5~9日までに行われる予定です。
中国ではもう一つのジーロがあります。ツール・ド・四海ですが、知名度が。。。
さて、中国・日本チクリズモ戦争も勃発するか?


ツール・ド・四海はこれです↓

2010年11月10日水曜日

こんたど~る、どうしたの!


いやいや、ツール・ド・フランスの王者、アルベルト・コンタドールのドーピング疑惑でヨーロッパのチクリズモは嵐の中です。スポーツ新聞のみならず、大手新聞トップニュースとなっています。
UCIがスペイン自転車連盟に対しコンタドールを処分するよう、通告したようです。つまり、コンタドールは疑惑の範囲を超えて、実際にドーピング行為を行ったことになります。せっかく潔く優勝したのに、実に残念なことです。
アームストロングにもドーピング疑惑。ヴァルヴェルデをはじめ、多くのスペイン人チクリスタたちはドーピングでレース出場停止の命令を受けています。。。

勝つために何でもやる!と。こういう人もいます。
チャンピオンになればなるほどプレッシャーが強くて、あの手もこの手も使いたい選手は少なくありません。美の世界も同じですね。Botoxに手を出したり、豊胸手術をしたり、整形をしたり、叶京子のようなサイボーグになる人もいます(笑)。
まぁ、批判は簡単ですが、実際にナンバー1の立場に立ってみればドーピングに手を染めたい気持ちはわかりますね。人は間違ったら、逃げ道を一つぐらい作ってあげないと。UCIは停止処分2年です。妥当かな?
コンタドール、がんばれ!

サイクルモード2010年(東京ステージ)レポート

時間がなかったので、ほんの少ししかビデオカメラは回せなかったが、イベントの雰囲気が出ればいいですね。
とにかく自転車の世界は広くて面白い!(コンタド〜ルのびっくりするほど話しは明日にします♪)

2010年11月8日月曜日

いやいや、イベントは楽しいこと!

土日はあっちこっちへ行って忙しかった。土曜日は通勤だけで90kmぐらい走りました。嬉しい、嬉しい。
日曜日は自転車を使わないで、電車で移動。なぜかと言いますと、朝は幕張メッセでサイクルモード(恥ずかしながら始めての参加)、午後はAPEC前の警備中の横浜でバースデイパーティー。自転車でも軽々行ける距離ですが、時間がなくて荷物の多くて、自転車での移動を断念しました。

サイクルモード。
仕事かイベントがいつも重なって、今まで見る事が出来ませんでした。今年はやっと行けました。想像以上に面白かったです。最新の自転車だけでなく、知らないメーカー、自転車関連グッズ、ツアー、ビジネス、様々な側面から日本におけるチクリズモの実態を見る事ができましたので、とても勉強になりました。これからの日本はとても期待できます。知り合いにもたくさん会いましたし、ミクシ繋がりのトレックさんにも会いましたし、新しい方にも会いました。出店もかなりおいしかったです。とにかく忙しい時間でした。
インターネットでなんでもかんでも手に入れる時代ですが、自分の足で出向いて、自分の目で確かめて、新しい発見は必ずあります。
悔しいこと二つあります。一つは会場で買い物はできないことです。原則として禁止らしいです(物産展とは違うですね、笑)。もう一つ、時間が足りなかったということです。やはり開催の二日間に行かないとだめですね。じっくり見ないと、見落とすものが多いことに気づきました。見るだけでなく、担当者と話すべきものですね。

取材ビデオを編集中ですので、完成したら掲載します。お楽しみに!

2010年11月6日土曜日

サイクルも〜ど

にゃ〜!
シュレック兄弟の新チームの名前は発表されました。Leopard True Racing Teamです。猫系ですね。ホームページもスタート(www.leopard.lu/)。シュレック兄弟のほかに、イタリアのBennatiも参加しています。ジャージのデザインは気になります。最近、引かれるデザインはないので。。。

話しは変わりますが、明日は少し忙しい一日になりそうです☆
年に一度行われる日本最大の自転車フェアー「サイクルモード」を見に行きます。日曜日ですので、コミケなみの混み具合だと思いますので、なるべく早く行って、早く帰りたいものです。終ったら、APECが開催されている横浜へ直行。

このイベントは間近に最先端の素材、最新のデザインが見られるので、かなり面白いイベントです。明日は外人っぽい人が見かけたら、それが私です(笑)
見に行く方はいませんか。
CYCLE MODE international 2010 チクリスタ・イン・ジャッポーネ

2010年11月5日金曜日

世界ランキング

世界では様々な騒ぎが起きています。一日で2機の飛行機が墜落しました。乗りたかったA380もエンジントラブルを起こしました。APEC前に尖閣諸島ビデオが公開され、日本と中国との関係は微妙になってきています(やっと?)。
チクリズモでもプロツアーへの昇格又は残留は気になるところです。
スポーツは死者の出ない戦争ですから(たまには出るけど。。。)、こちらを優先します。

さて、昨日にも触れましたが、現在のところ4つのチームだけ確実にプロツアー資格が与えられました。しかし、世界ランキングはどうなっているのですか。
すべてのレースが終わった今は、ランキングは以下の通りとなっているのです。

2011年チーム世界ランキング
1. Luxembourg Pro Cycling Project(まだ誕生していないち~むですが。。。)
2. Rabobank Cycling Team
3. Garmin-Cervélo
4. HTC-Highroad
5. Omega Pharma-Lotto
6. Lampre-ISD
7. Katusha
8. Sky ProCycling
9. Liquigas-Cannondale
10. Saxo Bank SunGard
11. Team RadioShack
12. Vacansoleil-DCM Pro Cycling Team
13. Pro Team Astana
14. Movistar Team
15. BMC Racing Team
16. Euskaltel-Euskadi
17. Geox-TMC
18. Quick Step Cycling Team
19. Cofidis Le Crédit en ligne
20. AG2R
21. FDJ
22. Saur-Sojasun
23. Pegasus Sports
24. Skil-Shimano
25. Acqua e Sapone
26. Colnago-CSF Inox
27. Europcar
28. Androni Giocattoli
29. Topsport Vlaanderen-Mercator
30. Veranda's Willems-Accent
31. Team Type 1
32. CCC Polsat Polkowice
33. Bretagne-Schuller
34. Farnese Vini - Neri Sottoli
35. Landbouwkrediet
36. UnitedHealthcare Pro Cycling
37. Team Netapp
38. Team SpiderTech powered by C10
39. Caja Rural
40. Colombia Es Pasion-Café de Colombia
41. De Rosa-Ceramica Flamina
42. Andalucia Caja Granada
43. Ciclistaingiappone Pro Team

30まではおなじみの顔ぶれですが、30以下になりますと知らないちーむが増えてきます。
一応、ルールでは上位18チームはプロツアー資格が与えられるはずです。グランツアー2つを手にしたリクィガスはたったの9位。コンタドールがいたアスターナは13位。付き合いのあるデ・ローザは41位。。。うん。。。低い。

ところで、全データを見たい方はUCIの公式ウエブサイトにて公開されています。
www.uci.ch/
ぜひアクセスしてください。

2010年11月4日木曜日

SERIE A, SERIE B


今日も少し練習をしたいので、早めのカキコをします。
さて、どのスポーツにもAチームとBチームがあります。チクリズモも例外ではありません。サッカーのSERIE A(セリエ・アー)にあたるカテゴリーは、プロツアーといいます。SERIE B(セリエ・ビ)にあたるものは、コンティネンタルツアーになります。
後者はイタリアの場合、以下の通りです。
◎あの真っ赤なジャージのAcqua e Sapone(「水と石鹸」)、ガルゼッリのチーム
◎Androni-DiQuiGiovanni(スカルポーニが去っていきます)
◎DeRosa-Statplastic(元LPR)
◎Colnago...
◎Isd-Neri (イタリアチャンピオン、ヴィスコンティのチーム。名義変更予定)。

さて、Aチームに入れるのが、18チームだけです。その最大の条件は。。。
お金!そして、成績。UCI登録のレースの各選手の成績が順位を決定します。
まずは、下記のチームは合格しました。

◎Omega Pharma(じるベールのチーム)
◎Rabobank (フレイレ)
◎新生のGarmin Cervèlo(フーショフ)
◎Team SKY(不幸な禿ーげんのチーム)

ほぼ確実に合格↓
◎Lampre-ISD
◎Liquigas-Doimo
◎Vacancesoleil(このチームのジャージは好き)
◎シュレック兄弟の新チーム


消え去るチーム:
◎牛模様のミルラム

20日までに全18チームが発表されるまでドキドキが続きます!

追伸
プロツアーのロゴと発色は大好き。センスがいいと思います。

自転車も冬支度

今日の深夜練習は久しぶりに羽田まで走りってきました。完成したばかりの新国際ターミナルはとてもに美しかったです(あ!写真を撮ればよかった!!!)。
北風は冷たくて、少し寒かったです。東京は他の地域と比べれば暖かい場所ですが、ウインドブレーカーにアームとレッグウォーマーだけではそろそろ限界です。夏物は来年までお預けかな?
実は寒さはウエアーにだけでなく、自転車の設定にも微妙に影響を与えています。寒くなりますと体の筋肉が縮んでいますので、ステム(自転車本体とハンドルをつなぐ部分)の長さやサードルの位置と高さを少し治さないと居心地悪くなります。今日はまさにハンドルが遠い!と感じた一日です。
ああ、冬は面倒くさい季節。。。(笑)

2010年11月2日火曜日

お盆休み

イタリアはお盆休み中です。お盆と言っても2日しか休みがなくて、基本的にお墓参りを行います。アメリカではハロウィーンという失敬なお祭りに変わりましたが、ご先祖様はきっと泣いています。
さて、地元の11月はやはり寒いです。今日の最高気温は15度。晴れたら暖かく感じますが、夜は一気に冷え込みます。
私はヴェネト州出身です。ヴェネトといえば、ミラノと戦えるほどの自転車のメッカです。ピナレッロ、シディ、フィジーク、セッレイタリアなどなど。。。有名なブランドが密集しています。
自転車で楽しめるコースも多いです。モンテ・グラッパは有名ですが、ネヴェガル、アズィアーゴ、コルティーナ、いい山が多いです。が、冬は雪のため登れません。
地元のチクリスタたちは冬の練習は欠かせません。真冬でのヒルクライムはパドヴァ市の南にあるコッリ・エウガネイにしかできません。コッリ・エウガネイとは活火山が冷え込んでできた500m程度の山たちです。緩やかな上りもあれば、息を飲むほどの激坂があります。冬は道が凍る日もありますが、車が少なくて一年中走れる場所です。
春は一番美しい。
さて、いつかみんなと走りたいですね。


下記はコッリ・エウガネイの麓にあるカルボナーラ村で行われたジュニアーのレースです。ここから何人のプロは生まれるだろう。

匂いの話し

嬉しい!長〜い雨がやみ、晴れました。何日ぶりだろう。
今日はマウンテンバイクで通勤しました。思い切って筋肉を動かせたので、気もちがいいです。明日はロードで出かけます!
スポーツはいいですが、ここでチクリスタの悩みの種があります。体臭です。

陸上でやるスポーツはどうしても汗の匂いが付くものです。会社勤めだとやはりみんなの鼻が気になりますので、気をつけます。
今年の春から「デオナチュレ クリスタルストーン」を使い始め、なかなかいい効果がでます。不思議ほど匂いが消えます。
見た目は普通の固い石で、使い方は以下の通りです。

1)脇毛を剃る事
2)脇を石けんで洗うこと(清潔は一番)
3)ストーンを水で濡らし、直接に濡れた脇に塗ること(擦ると言った方がいいかな?)
4)仕上げは人によって異なりますが、私の場合は匂いの清かな香水をかけること(今はD&Gのmasculineが気に入っています)

この石の素晴らしい特徴があります。中々減りません!経済的でいい!
さて、明日は思い切って汗を書こう!そして今週末、サイクルモードに行こう!

2010年10月31日日曜日

雨。。。

今日で10月が終ります。
印象として雨が多かったような気がします。台風が去っても先ほどまた雨が降り出しました。うん。今月の走行距離は1000km程度ですので、相当天気が悪かったと思います。
自転車は天気に左右されやすい乗り物で、夏はまだいいとして、冬の雨の日はぜひとも自転車乗りたくない季節です。濡れてもいいですが、仕事に支障が出る可能性がありますので、さすがに控えます。
ヨーロッパでも秋冬は自転車のオフシーズン。イタリアや南フランスはそれほど道は凍りませんが、スイス、オーストリア、ドイツ、北ヨーロッパ全般は自転車に乗れません。この時期は、インドアー競技は多くなりますし、ジロやツールでがんばったチクリスタたちのほとんどが休暇中です。
クラシックを狙うチクリスタたちは11月中旬からトレーニングを再開。そして、イタリアで多くのプロ選手を管理しているチェントロマペイは大忙し。ここではカデル・エヴァンス、イヴァン・バッソ、ランプレの選手たちなどは身体を調整していきます。
実は僕も一度きちんと自分の身体能力を計り、新しいトレーニングメニューに挑みたい。
やはり日々成長です!

今年始めになりますが、イタリア北部の冬はこんな感じです↓

2010年10月30日土曜日

信じられない!

今月は思ったより忙しく、自転車に乗る時間は少なかったです。走行距離はぎりぎりで1000kmを超えました。最低でも1500kmを走りたいので、悲しいことです。去年の同じ時期に2000kmを走っていたのに。。。

一日中は壁に囲まれて生活をしてしまいますと、頭がおかしくなりそうです。自転車に乗る事で体を動かすだけでなく、頭もリフレッシュできます。自然にストレスや疲労はどっかへ飛んでゆきます。
自転車ばかりに乗っているチクリスタたちもこの時期になりますと、ほとんど自転車に乗りません。完全に休みに入ります。カンチェッラ〜ラは好きなアイスホッケーを見て、シュレック兄弟は自宅の近くにある池で釣りを楽しんだりしています。カヴェンディッシュはコレクションのランブレッタに乗って、トスカーナの美しい風景を楽しんで行きます。
誰でもリフレッシュが必要ですね。
さて、来週から少しトレーニングを再開しないと体がだるくなります(笑)

2010年10月29日金曜日

2010ジャパンカップ・ロードレース動画公開

やっと完成しました!
ぜひ見てください。いいレースです。

2010年10月28日木曜日

2800万円。。。


25万ユーロ。高いか、安いか。
これがマルコ・パンターニが1998年7月27日にツール・ド・おフランス中に使用した自転車の値段です。自転車は影が少し薄くなったビアンキ製です。1998年7月27日と言いますと、パンターニが黄色ジャージを手に入れ、パリまで守って行きました。壮快そのものでした。
この名車は、彼の友人が所有しています。しかし、来年にオークションにかけられることになりました。その売り上げは、寄付される(らしい)。
オークションですので、どこまで値段があがるか、気になるところです。

パンターニは伝説的で悲劇のチクリスタとして知られ、天才的なヒルクライマーの一人でした。あご髭の個性的なファッションで、別名「イル・ピラータ(パイレッツ)」。2004年に薬物による中毒で死去しました。生きているのなら今年は40歳。

彼がイタリア人がもっとも愛しているチクリスタの一人で、彼の家族は今でもチクリスモというスポーツを支えるために様々な活動を行っています。パンターニ博物館があるぐらいです。
イタリアではチクリスモは盛んですが、多くの方は普及活動に携わっています。今年、イタリア政府は「全国自転車の日(Giornata nazionale della bicicletta)」を定め、この日にイタリア全土では自転車教室、ツーリング、多様なイベントが行われます。多くの都市の中心部も閉鎖され、自転車と緊急車の走行のみ認められます。まさにparadiso delle biciclette(自転車天国)。いいな。
イタリア環境省が作ったビデオは以下の通りです。

2010年10月27日水曜日

150周年記念のジーロ


2011年のジロ・ディタリアを紹介するビデオを全部見ました。いやいや、面白いことになりそうです。
来年、イタリアは150歳を向かいます。イタリアは以外にも若い国家です。150周年という節目にジーロ・ディタリアも統一イタリアの歴史的で重要なスポットを沿う形で形成されました。

◎トリノ:イタリア初代の首都からスタート
◎ローマ:交通止めによる難色でスルー。。。(笑)
◎シチリア:イタリア統一発の州
◎ラヴェンナ:ガリバルディの愛妻、アニータが死去した場所
◎ヴェネト州:第一次世界大戦の激戦地!
◎オーストリア:第一次世界大戦の宿敵
◎ミラノ:1848年の統一運動はここから始まった!

20州の内、17州がジーロの恩恵を受けます。しかし、歴史的な様子をさておいて、ジーロは自転車競技レースですので、レースとして評価したいものです。距離は3949km(一応、ルールは3950kmです)、標高差24,555m!!!
今年のジーロと同様に、山はジーロ後半に襲って来ます。選手たちは疲れているのに、鞭打ちをかけるように山が迫ってきます。あの恐怖のゾンコランも!(笑)

追伸
ところで、イタリアには「自転車の日」があります。知っていますか。

2010年10月26日火曜日

ジャパンカップの名声

全国的に寒さが強くなりました。イタリアでも大雪に舞われる地域があって、自転車に乗りづらい季節が近づきつつあります(北部の冬はかなり厳しい)。
イタリアと言いますと、日曜日に閉幕したジャパンカップがかなり認識されているようです。様々な新聞を読んでみますと、マーティン選手の素晴らしい活躍は讃えられました。そして、ジロ・ディ・ロンバルディアと同様にジャパンカップはチクリスモのシーズンを締めくくるレースとしての名声は高まりつつあります。日本に住んでいるチクリスタとしてとても嬉しいことです。

今年のジャパンカップはとても面白かったです。
土曜日のクリテリウムはネットの生中継でしか見られなかったのですが、日曜日の本番は観客、物産展、屋台の数は確実に増えているように感じました。レースも白熱し、最後までドキドキしました。スポーツは平和的な戦争で、気持ちいいですね。
イタリアにもフランスにも自転車競技は大きな祭りです。子ども自転車教室、ファッションショー、環境保全キャンペーン、様々催しが行われ、自転車に乗らなくても十分に楽しめるイベントになっています。
宇都宮で行われるジャパンカップは、経済効果は無視できなくなったぐらい大きなレースになりました。20年前からがんばっている宇都宮市議会のがんばりに乾杯!
ビデオレポート完成まではまだ少々お待ちください。

2010年10月25日月曜日

ジャパンカップ2010

雨が免れ、無事に終了!
まず、予告編をご覧ください!

2010年10月22日金曜日

明日はジロの全貌が!


明日は宇都宮でジャパンカップがスタートし、まずはクリテリウムが行われます。
そして明日はまたイタリアで2011年のジロ・ディタリアの全ステージが発表されます。来年のテーマは「イタリア統一150周年」です。

そう。イタリアという「国」は意外と若いものです。イタリア以前、ヴェネツィア共和国、フィレンツェ公国、シチリア王国、様々な国家が所狭し混在していました。その遺産は今の美しいイタリアを作っています。
テーマは統一ですので、トリノで発表会が行われます。なぜこの街なのか、ちゃんと意味があります。新生イタリアの初代首都はローマではなく、トリノだったからです。2011年のジーロはこの初代首都からスタートし、イタリアの歴史の中で重要とされる地域を次から次へ通って行きます。
トリノからシチリア島のエトナ山(22年ぶり)まで、そして第一次世界大戦の舞台となったゾンコラン峠(ぜひとも登りたくない山の一つ)。ゴールはローマ、ヴェロナに続き、ミラノに戻ります。
どんなジロになるか、楽しみです!

小さ〜い秋、小さ〜い秋。。。


見つけた。。。
はい、東京でも秋になりました。
私にとっては秋・冬は困った季節です。体内脂肪が少ない方はわかると思いますが、寒くなりますと体がすぐに冷えます。北半球ではチクリスモは休みモードに入りますので、来年のTour Down Under(オーストラリア)まではテレビ放映は極端に少なくなります。
世界選手権は終わり、チクリスモのシーズンを締めくくるレースとして知られているジロ・ディ・ロンバルディアはすでに先週の日曜日に終了しました。ジルベールは強かった!
イタリアと比べてまだ暖かい日本では、もうすぐ宇都宮でジャパンカップが行われます。テレビ画面の向こうでしか見られないプロのチクリスタたちを身近に見られる数少ないレースの一つです。毎年見に行きます。
このレースのポイントは、ワンデーレースに強い選手は勝つということです。イタリアのチクリスタで言えばクネゴ、ヴィスコンティ、スカルポーニのような選手は得意とするコースです。
会場で見かけたら、声をかけてください。普段着で行きます。

2010年10月21日木曜日

40歳でも、50歳でも勝てる?!

このブログを3日間安んでしまったせいで、また情報渋滞に陥りました。ああ、仕事がぁ。。。
先日、来年のツール・ド・おフランスのコースが紹介され、なかなか面白いものです。ヒルクライムは増加、そしてルール変更!スプリンターにとっては少し厳しくなりそうです。
今度の土曜日はジロ・ディタリアが紹介されます。その模様が国営テレビで放送されます。楽しみです。

さて、日曜日は奇跡と言えることが起こりました。
ジャンニ・ロンゴというフランス人女性チクリスタは、ヘルビエで行われた「クロノ・デ・ナスィオン」に優勝しました(タイム・トラヤルレース)。彼女はとても強い選手です。オーストラリア・ジーロングで行われた世界選手権では5位に入賞しました。ただ、すごいと思う事は彼女の歳です。51歳!私より10歳も上!すごいの一言です。私の母に似ていますから、妙な親近感があります(笑)
チクリスモは、50歳でも勝てるんだ!感動しました。
実は、イタリアでは80歳のチクリスタたちは少なくないです。自転車競技は何歳になっても楽しめるスポーツです。12月に実家に帰った時に、真冬にも関わらず、多くの先輩のチクリスタたちは車の上に自転車を乗せて、山に向かっていました。30、40年後の自分の姿が見えるような気がしました。この点では、なるしまフレンドの鳴嶋会長や、このブログでも繋がっているTaさんはすごいと思います。私もこのようになりたいと思います。

日曜日はジャパンカップを観戦するため、宇都宮に行きます!チクリスタとして行かないとね。。。

2010年10月17日日曜日

イベント終了&スタミナ問題

最近、仕事が忙しくて通勤以外は自転車に乗っていません。少し不満です。
ちょうど今日、板橋区で行われたイベントが終了し、来週のジャパンカップ取材だけが今月の大きな仕事として残っています。そうしたら、ロングライド復活です♪

話しを会社に戻します。
会社としてイベントに参加する事は、多くのエネルギーが必要とします。企画案、準備、会場のレイアウトと設置、スタッフ手配、会場の撤去作業などなど。さらに、パンフレットの準備、印刷、会場内の司会、お客さんの対応など。。。朝から晩まで忙しく走り回る。改めて振り返りますとイベントには大きなエネルギーが必要となりますね。

同じ会社にアメリカンフットボールを楽しんでいる同僚がいます。がっちりとした体格ですが、すぐに疲れて椅子に座りたがる。瞬発力はありますが、長〜いお仕事には向かいないようです(笑)
チクリスタになって感じた事が、たくさん働いてもあまり疲れを感じないということです(家に帰ったらばたんきゅ〜ですけどねw)。持久力を重んずるチクリスタたちは、おそらく忍耐強いと思います。私の場合はパワーの源が食事にあります。とにかく、バランスよくたくさん食べることです。常にエンジンにガソリンを入れないと、仕事は進みませんからね。
明日の朝からゆっくりとトレーニングを再会します!秋晴れを願って♪


追伸
板橋会場で知り合った電車の好きなカマタさん、ご連絡ださい。

2010年10月16日土曜日

でぃ・る〜か♪


帰ってきた、帰ってきた♪
イタリア王者、ディ・ルーカ選手は帰ってきました!彼は2009年にCERA(ドーピング物質)使用が発覚し、自転車競技から出場停止中でした。しかし、警察に協力したおかげで、出場停止期間が早く終りました。めでたし、めでたし。男っぽい走りだけにもっと活躍を見たかった選手の一人です。
彼がすでに35歳です。35歳と言いますと、スポーツマンとしては若くない。しかし、チクリスモの世界では瞬発力よりも巨人な持続力が要求されますので、30代もしっかりがんばれます。40代もまだまだ行けます!

最近はチクリスモの世界ではドーピング疑惑にまつわる話題が多すぎて、わざとやっているのではないかと思うぐらいです。今話題のコンタドールのケースもそうです。
そして、以前にも触れましたが、チクリスモの世界でも癒しキャラが多くなり、バッソを含め、みんな優しそうな顔をしています。時代の流れかな?ディ・ルーカは逆に優しくないキャラです。昔のイタリア人チクリスタたちのほとんどが怖いキャラでしたので、久しぶりに怖い顔が見たくなりました。世界のスプリンター、チポッリーニも伝説になったぐらい怖い人でした。
チポッリーニのマジ切れ顔をここからご堪能ください↓

2010年10月15日金曜日

ああ、言ってしまった!

富士チャレンジ200ソロ男子の結果が出て驚いています。

完走者:449名
未完走:500名
参加辞退:250名

ちなみに私は53位でした。今年は膝の影響でのんびりと走りました。完走できただけで嬉しいです。
それにしても今年はリタイヤや不参加は多かったですね。雨がきらいなチクリスタが多い事に加えて、土曜日開催は厳しいですね。金曜日は働く人が多いので、私を含めて寝ないで参加した人も多かったはずです。よっぽど自転車が好きでなければ、こんな事は誰もしませんね(笑)。

さて、チクリスモの世界では、色々な騒動が起きています。
コンタドールのドーピング疑惑、キャヴェンディシュとHTCコロンビアによる契約を巡る衝突。。。
イタリアでもとんでもないことが起こりました。
イタリア五輪委員会のアンチドーピング検察を務めるエットーレ・トッリは、コンタドールのドーピング疑惑についてのインタビューを受けた際に、次のように述べた。

ドーピング行為は健康に害を及ぼさない限り、認めるべきです。最近、検査したチクリスタたちの全てがドピングをやっていると認め、ドーピング撲滅は無理です。100人中99人はドーピングをやっているにも関わらず、検査を免れる選手がほとんど。さらに、ドーピングはますます功名になってきて、検査する事に限界があります

アンチドーピング検察として、言ってはならない言葉です!!!
本当ならもちろん、大問題です。昨年の12月、トッリ自身はディルーカへの3年の出場停止を要請した人でイタリアのスポーツ界で有名です。ドーピングスキャンダルは相次いでいるので、おそらく反応として述べただけだと思います。私も昔のポストに書きましたし。
ま、プロの世界では、極限まで体を扱いているので、無理もないです。私もコーヒーの手助けがなければ仕事がはかどれません(カフェイン中毒になったかもw)
さて、明日はコンタドールのスキャンダル疑惑について書こうかな?


またまた富士チャレンジの動画を公開します↓

2010年10月13日水曜日

自転車事情

今日からイタリアの交通法が変わり、自転車に対するルールも変更されました。夜間走行に関わるものです。
昔からイタリアは自転車の夜間走行に厳しい国です。中校生だった頃から(30年前の話しですが)フロントライトのみならず、バックライトも義務づけられ、何回も警察に止められた記憶があります(笑)。日本に来て以来、バックライトのついていない自転車はいつも見かけますので、驚いています。
さて、ルール変更の内容は以下のようなものです↓
夜間に市外地域や幹線道路、トンネル等を走る場合は、原則としてレフレクターがついたジャケットの着用が義務になりました。
着用できるものは「Uni En 471」企画に適用しなければなりませんので、工事現場でよく使うリフレクターをイタリアに持って行ってもだめのようです。

夜間走行をよくやる私は賛成できます。自転車は暗くて車から見えにくいからです。今回イタリアへ行った時に、リフレクターを忘れないようにしなくちゃ!

2010年10月12日火曜日

富士チャレンジ200完走!!!

やはり毎日やらないとだめですね。
レースと仕事で忙しかったので、今週は我がブログ、チクリスタ・イン・ジャッポーネを少しサボりました。すみません。
書きたい事がないというわけではありません。眠気に負けただけです。。。汗

さて、どこから始めればいいのかな?
9日は富士スピーロウエイ(御殿場)で行われたレースからにしましょう。

土曜日はチーム定期のレース「富士チャレンジ200」に出ました。
このレースはサーキット内で行われるクリテリウムのようなもので、ぐるぐると200kmを一人で走るか、制限時間7時間以内に何周を走ったかを競うチームレースです。つまり同じコースに様々な種目のレースが行われる不思議なレースです。私はロングライドは得意ので今年も200kmソロというカテゴリーに参戦しました。目標は一つ!5時間を切る事です。
が、しかし!レースが始める前からこの目標は非現実だと知っていました。
1.膝損傷。。。
  膝は完治できないままの参戦(少し無謀)
2.天気。。。
  この3年と違って、激しい雨の中のレースになりました。

膝の損傷はしょうがないと思いました。無理をせずに走れば、まぁ、完走は確実でした。
しかし、雨の中のレースはめったにないので、かなり興味がありました。

雨の中は様々な危険が潜んでいます。もちろん、転倒がかなり怖いですが、低体温は一番厳しいものです。長い時間に体が冷たい雨にさらされますと体温は一気に奪われ、意識が朦朧したり、自分にとっても他人にとっても危険です。ここで、やはり経験は物を言う!
有効な手段として、以下となります。
第一、体をショッファージュ(暖める)クリームで塗ることです。できることなら、落ちにくいクリーム又はオイルのほうがいいです。体は寒さから守ることができるだけでなく、水ははじけされます。
第二、レインコートをきちんと切る事です。低体温が防げます。
第三、基本の基本ですが、レース中はきちんと食べることです。特に冷たい雨の中でエネルギーは普通の1.5倍が必要となります(体は雨の影響で重くなり、タイヤの性能も低下させることも)。

結局、時間が経つに連れて雨がひどくなる一方でした。私は53位でフィニッシュしました(タイム;5h 41mちょうど!)
昨年と比べて35分ロスしましたが、満足の行くタイムです。人間は何でもできると思いました。
さて、来年はどうなるかな?楽しみです。

2010年10月8日金曜日

数時間で

おっとっと、3日間はポストをサボってしまいました。いけません!
イタリアは少しした騒動が起こっているので、紹介したかったです。しかし、後数時間で、富士サーキットに向かいます。富士チャレンジ200に参加するためです。
このレースは単調ですが、だいたい5時間前後で終わりますが、今年は悪条件は二つあります。
一つ、膝の損傷。。。まだ痛いです
二つ、天気!明日から大雨です。

雨は嫌い分けではないが、この時期は寒いので、風邪をひかないように気をつけなければなりません。
とりあえず、怪我しないように気をつけます。救急車の世話にはまだなりたくないです。
古い動画ですが、コースはこんな感じです↓

単調、単調。。。

2010年10月5日火曜日

EROICA


さすが、イタリア!
10月日はオーストラリアで世界選手権が行われている最中、イタリア・トスカーナ地方では「エロイカ」というレースが行われました。その様子は国営テレビが世界選手権の真っ最中でも生中継で放送されてしまうぐらい人気があります。5時スタートです。
レースというより、サイクリングイベントです。1位になる必要はありません。
ルールは簡単:80年代まで製造された自転車しか使用できません。服装も人工素材を使ってはいけません。昔のままです。今年も世界中から3000人以上のチクリスタたちが参加しました。コースも4つが用意されていて、一番長いコース(205km)は120km以上は舗装されていない道です。
休憩場も面白く、振る舞われるものがバナナとスポーツドリンクではなく、ソーセージ、ペコリーノチーズとキャンティワインです。
レースも楽しいが、こういったイベントも楽しいですね。来年、一緒にでませんか。実家にはまだ80年代ものの自転車が残っていますw

英語のサイトもありますので、ここへどうぞwww.eroica-ciclismo.it/

2010年10月4日月曜日

Peccato...

残念。。。
アッズッレはがんばりましたが、アッズッリはだめでした。今年もイタリア人は世界チャンピオンになれなかったのです。ノルウエーのウショフ(Thor Ushovd)は勝ちました。優勝候補だったカンチェッラ〜ラ、ジルベール、ファッラー、フレイレもだめでした。ポッツァートはがんばりましたが、4位でしたがBRAVO!
皮肉な事に来年ウショフのチームはなくなります。セルヴェロはガルミンのスポンサーになるからです。

今年の世界選手権は面白かったです。Radioline(無線)による情報伝達が禁止されたので、各国のチクリスタたちは大変だったそうです。
イタリア勢の場合、こう打って出た。ベッティーニ代表監督はスピードが出ない場所でレースに出られなかった選手を配置し、選手たちに情報を与える作戦に出ました。ま、メリケン勢以外はみんなイタリア語が話せるので、情報漏れは確実ですが。。。笑
勝てなかったものの、チームとしてベルギー、イタリアはよく働きました。

さて、今週末は富士チャレンジ200!
実は体は万全ではありません。先週は重い物を運んだら、左膝を痛めてしまいました。痛みはほとんど消えましたが、膝の内部にまだ違和感を感じますので、明日は病院へ行きます。
ま、ベスト記録は出ないと思いますが、完走を目指します♪

2010年10月3日日曜日

うしさんの変化♪


明日はいよいよ世界選手権!今日は仕事中でしたので、生中継が見られなかったが、明日は見ます!絶対見ます!なぜかと言いますと、今日はイタリア勢が勝ちましたから!アズーリではなく、アズーレのほうです。そう!女子が勝ちました!女性パワーはすごいですね。
さて、話しが変わりますが「うし」は自転車競技のルールを変えたようです。うしとは、UCIのことです(「うし」とは、UCI、国際自転車競技連合のことです。たまたま日本語モードでこの文字を打てば「うし」に変換されてしまう。嬉しいハプニングです)

チクリスモのルールは意外とわかりにくいので、ここで簡単に説明してみます。
そもそも多くのレースは存在している中で、2005年にうしは新しいルールを決めました。各チームの競技レベルを上げるためにPROTOURというカテゴリーを作りました。このカテゴリーに参戦できるチームは全世界で20だけです。成績や財政運営、ドーピングに対する取り組みなどの評価によって決定されます。一度入ったら、4年間居座れるシステムです。いわゆるエリートチームの誕生です。

UCI自身も運営にお金が必要という事で、テレビ放映権やスポンサーなどから多額のお金が入る仕組みを作りました。一括運営です。確かに合理的な方法です。
しかし、問題点はここにありました。A軍に入ったチームはパラダイス、B軍に落ちてしまったチームはかなり厳しい現状が待っています。そして、昔から存在しているレースも(クラシック、ミラノ・サンレーモ)の運営母体は猛反発しました(スポンサーを渡さんぞ!的な?)

さて、分裂を避けるために、うしさんは次のように決めました。
来年からPROTOURが廃止され、World Tourという新しいカテゴリーが生まれます。つまり、ProTourとしてスタートしたレースと昔からあるレースのカレンダーを統一させました。そんなメリットがある?
正直言って、よくわかりません。。。汗

2010年9月30日木曜日

Cancellaraはエンジン展開、Contadorは・・・


急ブレーキ!
カンガルーの地でカンチェッラ~ラがまたやってしまいました!やはり強い!
春の「エンジン疑惑」と関係なく、またTTに勝ちました。イタリアのDNAを持ちながら、スイスの心!微妙な感じがします(笑)
しかし、スペインからとんでもないニュースが飛び込んできました!あの無敵の勇者、コンタドールにドーピング疑惑が浮上!スペインのチクリスタたちはまた激震か?

ツール・ド・おフランス中で行われたドーピング検査に、コンタドールの尿から違反物質のclenbuterolo(クレンブテロール、充血除去剤や気管支拡張剤として処方される薬物らしい)が検出されました(微々たる量ですが)!本人によれば、スペインから来た牛フィレを食べた際に、牛からもらったもの。
チクリスタたちはめってに牛肉を食べません。脂肪分が多く、体重が増えるからです。肉といえば、脂肪分の少ない鶏肉か魚です。日本の場合は、豆腐や納豆でもいい。
しかし、その日はシュレックとコンタドールの差はわずか8秒でおそらくスタミナをつけるために食べたと思います。
結局、UCIから活動中止命令を受けてしまいました。本人は潔白を訴えています。
世界選手権も気になりますが、コンタドールの行方はもっと気になります!

2010年9月28日火曜日

LE COSE FACILI NON CI PIACCIONO


「我々は楽する事が好きでない」と、オーストラリア・バッララトで優勝したポッツァートは、今回のイタリア代表チームの意識について語りました。
言うまでもなく同感です。
私も楽な仕事、楽なコース、楽する事があまり好きではありません。すぐ飽きてしまうからです。
イタリア語で難しい仕事を避け、同じ事の繰り返しを好む人は「abitudinario」と言います。私はその反対です。新しいことに挑戦したくて、仕方がありません。失敗も覚悟しています。でもやってみないとわからない事が多すぎて、試したい事がまだまだ山ほどあります。日曜日の430kmもその一つでした。
明日、オーストラリア南のリゾート地でチクリスタたちの世界選手権がスタートします。全世界のワンレースのスペシャリストは集結しています。
コースはアップダウンが少ないものの、カーブが多くかなり危険です。まるでLiège-Bastogne-Liègeのオーストラリア版を見ているようです。
さて、現地はまだ冬です。最低気温6度、最高気温20度になればいいぐらい。さらに天気は急に変わる地域でもありますので、ホイル選択、服装、何もかも大変です。でもこれがチクリスモの世界。ツーリングと違って、楽して楽しめない。

アッズッリ、何を見せてくれるか!

2010年9月27日月曜日

継続は力なり!


昨日の日記にも触れましたが、なるしまフレンドが開催するロングライドというイベントに初参加しました。このイベントは、2日間を通して東京から長野県蓼科湖まで行って、自転車を長い距離で楽しむことが目的です。そしてクラブ員の交流と絆を深まることも大事な役割です。仕事で初日は参加できませんでした。

土曜日は普通に仕事を終え、8時に帰宅して食事を取って、自転車などを準備して、そのまま出発!目指す場所は、あの蓼科湖です。自宅のある東京から片道200km以上の距離です。往復400kmを超えますので、これもまた初挑戦です。
軽量のため地図とホテル名を頭にいれて、寒さ対策のために冬支度のジャージだけをしっかり用意しました。
道は割とわかりやすいものです。茅野市(長野県諏訪湖の手前)までずっと国道20号です。しかし!東京を出たら、道は真っ暗。本来なら誰もこんなことしません。山の暗い道を自転車のライト一つだけで走ることは自殺行為そのものです。ところできれいな月が出ていたので、十分な光が得られるとわかっていましたし、月の光を便りに走り出しました。
月光に照らされた山々はとても奇麗でした。
茅野市で朝を向かいました。温度は4度しかなく、かなり寒かったですが朝日はきれいで久しぶりに見取られました。
茅野市でのんびりをしていたら、なるしまフレンドのメンバー(120名以上)が泊まっていた蓼科湖のホテルにたどり着いたのが、7時前でした。そこで、少し顔を洗って、食事をしてまた東京へUターン!

東京まではグループ分けして帰ります。おかげさまで付いていたグループは元気なグループで、上り下りは40km/h前後。ちょうどいいペースです。遅いグループなら逆に疲れます(笑)。
大月までは足はよく動いてくれました。しかし、360kmを超えた時点で足は少しずつ重くなっていきました。急な上り坂にさしかかると足は思うように動いてくれません。スタミナの限界というより、乳酸がたまりすぎて体は処理が間に合わっていません。ま、わかっていたことですが、悔しい(笑)


このロングライドでわかったことがたくさんあります。
サードルとパットの相性
以前に尿道炎ばかり起こしていたサードルを使っても今回は痛みは出ませんでした。今回、角度と位置をマメに変えて、理想的な形に仕上げました。そして、ロングライドように少し厚めのパッドを選びました。荷物を背負ってもお尻は大丈夫でした
ペーダリングの回数
とても需要です。上りでも下りでも一定の回数をずっと保ちました。乳酸を最小限に抑えるためです。
エネルギーと水分補給
ロングライドに欠かせないことがエネルギー補給です。何キロカロリーを消費したかわかりませんが、とにかく食べる、食べる、食べる!消化しやすいものを食べるのみ!
サポート態勢
今回なるしまフレンドのサポート態勢の大切さを実感しました。とにかく細かいです。サポートカーやクラブハウスもあり、休憩するにも食事をとるにもとても便利でした。自転車は一人でも楽しめるスポーツですが、互いに支え合う事がいかにも大事だと改めて実感しました。

昨日9時間寝ました。
激しい雨が降っていたのでスクーターで会社まで行きましたが、足は少し重く感じる程度で筋肉痛はありません。やはり毎日少しずつ運動をすることが大事ですね。
次の練習は250km以内にします(笑)

2010年9月26日日曜日

430!


東京(自宅)→立川→八王子→大月→甲府→茅野→蓼科高原→南アルプス市→甲府→大月→八王子→立川→東京(自宅)
計:430km
これを1日でやり遂げました。土曜日は普通に仕事をこなし、寝ないでやりました。

人生発体験の1日で430km。これが最初で最後になるだろうと思います。数字だけを見れば、変態的な行為です!ブルベ(おフランス語:brevet)という200〜1400kmの過酷なレースもありますが、個人的に興味がありませんので参加する予定なし。
それで、なぜこんなことをしてしまったのか。

(1)自分の体の限界を知りたかった(370kmでヒルクライムは不可能と判明)
(2)美しい景色が見たかった(10年ぶりの蓼科、以前は土砂降りで何も見えず)
(3)素敵な方たちに会いたかった。

今日はさすがに疲れているので、ここまでとします。
明日は続きを書きます。
参加した皆様にお疲れさまでした。そしてありがとう。Grazie。

2010年9月23日木曜日

35.1 → 16.0

昨日の朝、通勤で荒川を走りました。「ちょいと暑いなぁ」と思ったら、東京は35度でした(おまけに日焼けもしてしまいました)。今日は打って変わって、最高気温16度。。。
もちろん、大雨で自転車通勤を諦めました。
日本の天気は本当に大胆ですね。チクリスタたちにとってはなかなか強敵です。

さて、ヴゥエルタも華々しく終わり、チクリズモのニュースは世界選手権一色になりました。イタリアの場合は、あの独特で爽やかなブルーです。大好きな色です。なぜブルーがナショナルカラーになったかというと、150年前にイタリアを統一したサルデーニャ王国はの国旗の色でしたから。歴史って、面白いものですね。アズーリのサッカーユニフォームも同じ理由で青です。もちろん、両方持っています!
フォルツァ・イタリア!Forza azzurri del ciclismo!!!



下:昨年のナショナルジャージ

2010年9月22日水曜日

チームワーク


後10日でオーストラリアで世界選手権が始まります。
チームの枠を超えて、一つの国家を代表する強者が戦いに出ます。戦争は全部こうだったらいいのにね。武器は自転車かボールですから。
イタリア代表チーム監督のベティーニが言っています。

「Quando ero un atleta, trovavo tutto pronto, invece vedere cosa c'e' da fare per mettere nelle condizioni migliori gli atleti, e' un gran lavoro」

(訳:選手だった頃、何もかも用意されていた。しかし、今向こう側にいるので、選手たちはベストのパーフォマンスを出すために、ものすごく働かなければならない)
その通りですね。
スターたちばかり注目されていますが、彼らを支えるスタッフにはあまりスポットライトを当てません。私は色々な仕事をしている中で、裏舞台で働いている方とよく接します。その話しは実に面白い。冷静な目でトップスターを見つめて、助言したり、チーム全体の統一を保ったりします。選手たちはレースで精一杯ですからね(笑)
さて、ベッティーニ代表監督は選手として申し分のない人でした。頭の回転が早く、粘り強く、とても攻撃的なレース展開を好みます。
今年のイタリアはバランスよく、期待できるチームに仕上がっている(ように見えますw)。しかし、スペインもオーストラリアも手ごわい相手です!アウェーというハンディもありますが、面白いことにオーストラリアはイタリアからの移民が多く、応援団はきっと素晴らしいだろう。
今年は時差がほとんどないので、J Sportsでじっくり見てます!!!


追伸:5年前にメールボルンへ行ってきました。とてもいい街です。現地へ行きたいなぁ!!!

色、色、色X2

匿名さんから面白いコメントがあって、昨日に引き続き今日もジャージの色に関する話をします(現在イタリアはドーピング騒ぎ中ですので、ちょうどいいかな?w)。
確かにランプレとリクィガスのセンスの悪いジャージに私も慣れてしまいました(笑)。今年きりですがふ〜とんも大胆なジャージにも慣れました。ま、結局スポナーは最終的にデザインその物を決める訳ですね。
匿名さんが書いたように、私もラルファは大好きです。品があります。特にピンクの使い方は好きです。
昨日Garminのジャージについて言及しませんでした。聞かれないだろうと思っていたので、何も書きませんでした。オレンジの発色は少し弱いですが、色彩的にいい組み合わせだと思います。が、しかし!小さい頃は全く同じ色のパジャマを持っていたので、私の目にはパジャマにしか見えません(笑)もちろん、私だけですよ。例えば、金木犀の香りは私にとってはとてもいい匂いですが、多くの日本人にとってはトイレの匂いにしか感じない。これと一緒です(恥ずかし〜い)。
毎年、色々なチームジャージを買います。今年は2着です(1着は実家から)。
黄色ものはまったく持っていなかったので、チームコロンビアのジャージを買いました。そして今年で引退したGilberto Simoni(ジーボ)記念の黒とピンクの引退ジャージも買いました。


実はもう一つのジャージが買いたかったです。ツール・ド・おフランスのでペタッキが勝ち取ったmaglia verde(マヨー・ヴェール)。緑色のジャージは持っていませんが、この色彩ならなんとなく着られます。事故対策にも派手なジャージのほうがいいですからね(笑)
どこを探してもみつかりません。なるしまフレンドでも売り切れです。残念!遅かったです。
来年はどんなジャージがあるだろう。気になります。

2010年9月20日月曜日

色、色、色


最近、チクリズモ用のジャージを着ますと、よく言われることがあります。「おしゃれですね」。別にすごいジャージを着ているわけではなく、市販されている普通のジャージやセールで勝ったもの、誰も買いたがらないもの、記念品としてもらったジャージを着ているだけです。至って低予算です。でもイタリア人ですので、スポーツをする時もやはり身だしなみに気をつけたいものですね。
なぜか!

小さい頃はイタリアの子どもたちは自由に色が選ぶことができません。小学校へ行っても、休みでもイタリアのマンマたちは厳しく色をチェックしているからです。ルールとして、Tシャツと靴下は同じ色でなくては行けない!ベルトと靴は同じ色!などなど。。。
お金持ちでなくても服装や色に関するルールや洋服の手入れなど、小さい頃から教育を受けてきました(もちろん、例外もたくさんありますが、笑)
私は特に気をつけている点が一つあります。
色の組み合わせとそのバランスです。イタリア語で「abbinamento dei colori」と言います。
ジャージ選びは色の数から始まります。多くても4つ!そして、近い色を極力選びません。
好きな組み合わせは、だいたいこんなものです:
1)白・黒・渋い赤
2)ブルー・水色・白・鮮やかな赤
3)オレンジ・白・黒
最近は、白・黒・派手なピンク(アクセントとして)が好きですが、グリーンも試してみたくなりました。

ヘルメットからシューズまで上記のような組み合わせを守るようにしています。アクセサリー感覚で、赤を少し使ったり、違う色を楽しんだりしています。
持っているロードバイクもニュートラル色ですので、ジーンズと同じようにどんなジャージを着ても喧嘩はしません。
実は、反省したいことがあります。このブログのトップ画像はあまり好きではありません。ヘルメットとジャージの色は全然合っていないからです。ヘルメットの黄色はここではミスマッチです(撮影の都合でこうなりました。。。汗)
チクリズモの世界では、残念ながらリクィガスの色使いはあまりよくないですね。グリーンとあの何とも言えないブルー(?)は喧嘩します。ランプレも。。。うん。。。厳しい。アスターナの黄色と水色も派手ですが、見事なミスマッチ。。。
Saxobank、Caisse d'Epargne、Cervelo、Team Skyはとてもおしゃで、Radio Shackは無難でいいかな?
新チームのGEOXとオーストラリアのPegasusは気になります。


2010年9月19日日曜日

アメリカ車の勢い


今日はLiquigas Doimoのニバリは99%の確率でヴゥエルタ・ア・エスパ〜ニャを優勝する。イタリア人として20年ぶりです。
彼が住んでいるトスカナ州・マストロマルコ村で(ヴィンチ村の近く)すでに祭り騒ぎとなっています。ファンクラブは凱旋パレードを準備が始まっています。
明日、8台の大型バスは地元の空港までニバリを迎えに行くと、報道されるほどに。そして、直接、村長室へ!さすが、イタリア!
あさっては彼がまた飛行機に乗って、オーストラリア・メルボル、ベッティーニ監督の元へ!
忙しいカンピオーネ!

しかし、気になるデータがあります。グランツアーの優勝バイクを見たら、以下の結果が出ました。
ジロ・ディタリア:Cannondale
ツール・ド・おフランス:Specialized
ヴゥエルタ・ア・エスパ〜ニャ:Cannondale(ほぼ確率)

ジロ・ディ・スヴィッツェラ(スイス)も:Specialized、パリ・ルーベも:Specialized

アメリカ車が確実に強い。

Team Skyは派手なPinarello Dogmaを使っていますが、Igginsがトラブって、かなり不発。
Dauphinéを優勝したハーゲンぐらいは救いの種。
やはり、チームだけでなくイタリア勢の自転車にもがんばってもらいたい。パンターニ時代のビアンキはどこだ!!!

しかし、よく考え見たら、不動のリーダーシップを握っていたイタリア勢は今は色々な攻撃を受けて、トップの座が奪われる中で、静かな進化を遂げているように見えます。
やはり、過去の栄光ばかりにこだわるとだめですよね。日々変化、変化!

2010年9月18日土曜日

病み上がりの庭で〜♪



優しさに〜♪ 包まれたまま〜♪ きっと〜ぉ♪

すみません。「魔女の卓球便」の主題歌を少しパクりました。
はい。風邪から見事に治りました。病気は長続きしない体です。すぐに風邪をひいて、すぐに熱を出して、すぐに完治します(もちろん、薬を飲まずに)。
やはりスポーツをしますと、体は丈夫になるのかな?
さて、シルバーウィークは仕事で全部潰れます。サイクリングもできません。。。うん。。。あまり嬉しくないですが、仕事は仕事。割り切らないと。

イタリアではビッグニュースは飛び込んできました。
ランプレ所属のダミアーノ・クネゴは来年のジロ・ディタリアに出ないそうです。
2006年のジロを制覇しただけに、痛い選択だと思いますが、これが大人の選択ですね。今年は一度も優勝したことがないのでプロのチクリスタとしてかなりつらい時期を体験しています。
3度も優勝したジロ・ディ・ロンバルディアも出ないようです。参加を辞退したそうです。
クネゴはグラン・ツアーではなく、今度クラシックに焦点を変えるそうです。

カヴェンディッシュもそうでしたが、エース級のプロのチクリスタはしばらく勝たないと、思考がかなりマイナスに働く。焦りが出てきて、ミスも多くなります。
クネゴは来年、レースを絞って自分の特徴に合ったレースにしか出ないようです。
私もいくつかの市民レースに出ます。年初めにヒルクライムが多い。夏以降ロングレースが多い。やはり70kgという体重と年齢にはヒルクライムは厳しい。
でも勝たなくても乗りつづけます。やはり一秒でも自己ベストはよくなったら嬉しいことですね。